頭のアンチエイジングとは？

アンチエイジングに関する範囲が広すぎて、不毛になると思っています。「歳をとった女性を差別的に見ないで欲しい」というメッセージのように感じ取れます。

ただ、毎年アンチエイジングに関する化粧品やシャンプー、サプリや食品が登場しています。でもある程度年齢を重ねた人が、見た目だけをキレイにするだけが本当のアンチエイジングなのでしょうか？

今回は、最も未開拓の『脳』に関するアンチエイジングについてお伝えしていきます。

頭のアンチエイジング

中高年になると家事や仕事の能力は成長します。しかし日々の生活がマンネリ化しやすい傾向にあります。そんなときこそ、脳の未開拓エリアを鍛える良い機会ですなのではないでしょうか。

私たちは学習能力によって、習慣的に行うことは、高度な思考を経由せずに無意識に実行するようになります。これは私が『脳の自動化』と呼ぶもので、効率的に物事を処理するために必要なことです。

しかし、新しくものを覚えることが減ってゆく中高年頃からは『自動化』が脳にもたらす影響が変わってきます。脳の自動化された回路ばかり使っていると、それ以外の場所を開発する機会が減ってしまい、頭を固くする一因に。そこで『脱自動化』を意識して、習慣として続けてきた行為をほんの少し変えてみる、違った方法でやってみる、というだけで脳の未開拓の細胞が目覚め、成長します。常に新しいことに取り組み続けることで、脳をイキイキと輝かせることができるのです。

個人的な感想としては、頭が衰えてくるのも自然だけれど、何も新しいことを学んでいかないと頭が進化できない。年とっても魅力のある人は、好奇心があったり、いくつになっても学んでいる人だと思うんです。

そういう人は、若い時から進化し続けているので、歳はとっても魅力のある人になる。アンチエイジングは、美容の側面だけが多く強調されますが、年齢に流されないで、若くいようと努力するのは、本人にとってとても大切なことだと思います。