シワって誰にでもできる?
人間の肌は、20代をピークに表皮は薄くなって、新たに細胞が生まれにくくなってしまいます。また、その下の真皮ではハリを支えるエラスチンやコラーゲンの量が減少し、質も低下してしまいます。そうなると、肌はハリや弾力を失って硬くなってしまい、薄くスカスカなシワができやすい状態に...。
実際、見た目ではにシワに気づかなくても、朝と夜の肌印象が違うなら、ハリの低下が起こり始めているサインです。そのまま放置し続けると、残念ながら少しづつシワが目立つようになってきます。
紫外線によるダメージ
一般的には、『日焼け=シミ』のイメージがあって、いかに日焼けしないように!って考えるかもしれませんが、実際はそれだけではありません。紫外線の中でも、特にA波(UVA)は、肌の奥にある真皮層まで到達します。
UV-Aによるダメージでお肌は弾力やハリを失い、光老化を招きます。メラニン色素の合成を促されることで皮膚が段々と黒くなったり、シワやたるみができるのもUV-Aの影響です。 レジャー紫外線とも呼ばれ、浴びることでお肌表面には急激な炎症が起きます。
シミ予防の基本的な対策とは?
まずは、基本的な対策を行いましょう。
紫外線の浴びすぎを防ぐ「6つの基本的な紫外線対策」
①紫外線の強い時間帯は外出を避ける
②日やけ止めを毎日塗る
③日陰を利用する
④日傘をさす、帽子をかぶる
⑤衣服やストールなどで覆う
⑥サングラスをかける
これだけでも、かなり効果があると思います。
UVインデックスを確認する
実は気象庁では、UVインデックスに合わせた紫外線対策をするよう呼びかけています。要は、その日のUV量に合わせて日焼け対策を行うと言うものです。
例えば、UVインデックスの数値が8~11+までの「非情に強い」から「極端に強い」日は、できるだけ外出を控え、必ず長袖シャツと帽子を身につけ、日焼け止めを塗るよう求めています。
また、紫外線の強さが3~7までの「中程度」から「強い」日には、できるだけ日陰を利用し、できる限り長袖シャツと帽子を身につけ、日焼け止めを塗るようにと記載されています。
安心して外で遊べるのは紫外線が「弱い」1~2までの間とされていますので、紫外線対策に気を配らずに外出できるのは、全国的に11月~1月ぐらいまでの短い期間です。
でも最終的にはキレイな肌を手に入れるために必要なのは正しい知識に基づいた適切なケアと治療です。逆にいえば、それによって諦めていたシワやたるみを改善することができる時代になったともいえます。もしお金に余裕があるようでしたら、ヒアルロンやボトックスを試すのが良いかもですね。